こどもの工作体験には、大人の支援が必要です。
小中学生メイカーの工作体験には、年齢によって、その支援の内容は異なるけれども、大人の支援、勇気づけは必要です。
こどもたちの工作体験の安全を確保したり、必要な材料や工具があれば、買いにお店へ連れてあげたり。
工作のレベルが高く、深くなれば、より専門的な知識を持つ人とつないであげることも必要になります。
工作は試行錯誤の連続ですから、怒ったり泣いたりすることもあります。そういう時も、こども達を見守り、「あなたならできる」と勇気づけてあげる。
Maker’s Clubは、こどもだけでなく、大人、特に、親御さんも、工作体験の支援を通じて、こども達と子育てに多くの発見をしておられます。
親御さんは、こどもメイカーたちの一番の工作応援団
Maker’s Clubは、オンラインで工作支援をしています。
ですので、工作の写真は本人か親御さんに撮影して頂いています。
時には、メイカーたちの奮闘ぶりが、すぐ横で、お母さんから、Maker’s Clubへ実況中継されていることもあったりして、応援団サイドも、楽しんでいます。
そんなお母さんのおひとりから、お子さんの工作について見守りメッセージを頂いたので共有します。
息子さんである小6メイカーのKくんは、Maker’s Clubに協力して頂いている匠メイカー(技術者)が作った模型工作ヨットを入れるショーケース作りに取り組んでいます。
息子さんの工作へのお母さんの思い
息子(K)に匠の大切なヨットを贈って下さり、ありがとうございます。
息子はヨットが届くなり、ずっと眺めていました。
息子は、技術が素晴らしく美しいものを見ると時間を忘れます。
関係のないのですが、右の写真は四年前のものです。
船の工作に行き、匠の作品をずっと見てました。
何となく懐かしくて見返してます。
今回、息子は、ヨットを入れるケースを作ることにしました。
手先が器用で工作は得意ですが、一から作る経験は少なく、苦戦しているようです。
買いたかったアクリル板がない、簡単に柱に溝を作れると思ったけど固くて時間が掛かる、材料が変更になって予定していた寸法だとキレイに出来ないなどです。
「匠があなたに託してくれたヨットなんだから頑張って作れ!」とか、「こうしたら?」とか言いたいことは山ほどありますが、私が息子に伝えたいこと(工作だけでなく)は、このケースが自分の力で作れた時に息子自身が感じると思ってます。
歯がゆい毎日ですがこの経験を自分の力にして欲しいと思っています。
2020.8.26.