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実践的アドラー心理学セミナーのツボ#2

この記事は約2分で読めます。

ここでは、開催された「実践的アドラー心理学セミナー(ELS)(第1期)」の内容から、スライドを抜粋してワンポイントレッスン♪

実施概要

日程:2020年6月6日(土) 10:00-12:30
テーマ:「聞き上手」の対応
ワンポイント:相手の興味を面白がる

「聴く」ことを楽しもう

忙しい毎日の中で「聴く」ことの難しさ

アドラー心理学の子育ての最大の特徴は「勇気づけ」です。

勇気づけは「称賛」をはじめとする、語り合い。おしゃべりのキャッチボールです。

「聴くこと」「話すこと」は大切なスキルになります。

とはいえ、、、。

毎日忙しく、心も身体も走り回っている親御さんにとって、「聴く」ことはかんたんなことではないですね。

今回のセミナーでは、参加者の具体的な場面を使いながら、「聴き上手」になるためのスキルを学びました。

ポイント:聴くためにすること

①話したい衝動を抑える

こどもが話しているのを聞くうちに、気になることが出てきて、話をさえぎって、質問を始めたり、話して聞かせたりすること、「今教えておきたい、伝えておきたい」という親心の表れの一つです。

でも、ここは、ぐっと「話したい衝動」を抑えましょう。

②相手が気持ちよく話せるような態度をとる

「ふーん、そんなことに興味を持っているんだね」と、話の無いように興味関心を持つと、自然と、身体も前のめり、相手の顔をしっかりみるものですね。

「でも、膨大なカードゲームのキャラクターなんて覚えられないし興味が持てません」というお母さん。その気持ち、分かります(体験談)。

話の内容に興味が持てない時は、「そのことに興味を持っているこども(相手)」に興味を持ってみましょう。「どこを面白いと思っているんだろう?」聴き上手の始まりです。

親が聴き上手になれば、こどもは話し上手になる

「うちの子は口数が少なくて、、、」と言われているお子さんも、自分の興味のあることになら、沢山話してくれることと思います。たいていの場合、聴いている側の知識をはるかに超えていて、こちらから情報を伝えたり、新しいことを教えたりすることもできず、ただ聴いているというような場面もありますよね。

聴いてくれれば、こどもは話します。

親御さんが聴き上手になることが、こどもたちが話し上手になることに繋がります。

こどもたちのおしゃべりが始まったら、

・おうむ返しに質問 (例)「それって、もしかして~ってこと?」

と聞いてみてください。

ただ、聴くことを楽しんで、話しているこどもに興味を持って面白がってみてください。会話が弾むことと思いますよ。

 

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