小学6年 Kくん
匠メイカーから模型ヨットを頂いた小学生6年生メイカーが、ショーケースを作ることを思い立ち、8月から少しずつ製作しています。
この記事は、Maker’s Clubが作成しています。
工作支援の中でやり取りした中からピックアップした、彼の工作の記録です。
これまでの工作プロセス
前回は、ショーケースのデザインとして「柱に溝を切って透明な板を滑り入れる」を考えましたが、割りばしを彫刻刀で削ってみて、
木が固くて彫るのに途方もない時間が掛かった。
という名言を残し、別の方法に再設計。
寸法も決めて、ホームセンターや100均ショップで材料を仕入れました。
さあ、今回は何があったのでしょうか?
今回の作業
今回の作業は、
- 設計図をもっと具体的に書く(Ver.3)
- 材料を買う
- 板を切る
サイズを決定するためには、詳細な図(絵)を書いた方がいい、というアドバイスで、もう一度、K君はヨットを測りなおしました。
絵の鉛筆の筆圧に、彼の真剣さが表れています。
そして、ケースは、あちこち回って、高価なアクリル板ではなく、100均ショップに売っていたA3のクリアケースを流用することにしました。
それぞれの材料寸法をまとめました。
材料を買って来て、早速寸法通りに切り出しました。
カッターで切るには断面が大きすぎてかなり手こずったようです。
カッターの刃が少し出過ぎです。糸鋸を買う時期が来たかもしれませんね。
週末も色々な予定があるそうで、工作にじっくり時間がかけられないそうですが、少しずつ少しずつ進んでいます。
ゆっくりでいいんだよ、楽しもうね。
番外編:一番の応援団のお母さんも?!
工作が第好くなKくんを応援しながらも、「私は文系だし、こういうのは全然できません~」と言っていたお母さん。Maker’s ClubでKくんの工作を、Kくんから説明してもらって、すっかり工作大好きになって、一緒に楽しんでおられます。
工作の記録写真を撮ったり、お店に連れて行ったりと、Kくんが工作を思う存分するための環境を整えて下さっています。
そんなお母さん、まさかの(?!)「私もちょっと考えてみたんですー」。お母さんご自身も設計図を書いてみたそうです。Kくんからもコメントがあったんだろうなと思います。工作が親子の楽しい時間を繋いでくれています。
お母さんからの見守りの気持ちのメッセージを頂いたので、ページで公開しますね。
Kくんは、ショーケースを創るために、たくさん考えて、たくさん試行錯誤しています。
Maker’s Clubの工作支援は、オンラインです。zoomやメールでの本人との直接のやり取りに加えて、最強の応援団のお母さんからもLINEで、メッセージや写真が届きます。お母さんも、見守り、買い物付き添いと大忙しですが、楽しんでおられる様子が伝わってきます。
さぁ、K君は、どんなケースを創るのでしょう。完成までにどんな体験をするのでしょう。楽しみです。エンジョーイ♪