紙工作(ペーパーモデルを作る)時に参考にしてください。
ボール紙
「工作用ボール紙」と検索すると、さまざまな厚みの紙が見つかりますが、工作に多く使われるのは、厚さ約0.5mmぐらいです。「工作用紙」として売られています。
100円ショップなどでも5枚セットで売られています。
型紙の写し取り
型紙をそのまま白ボール紙に貼ってから、ボール紙を切り出してもいいですが、貼り付けた型紙が後で剥がれてきて不格好になることがあるので、カーボン紙で、ボール紙に写し取るのがおすすめです。
折り曲げ線
折り曲げ線は、目打ちで線を入れておくか、軽くカッターで、紙の表面に切り目を入れておくと、きれいに折れ曲がります。
刃物の扱い(古い雑誌の説明の記述)
1970年くらいまでの工作雑誌には、「安全かみそりの刃(片刃)」を使うと説明のあるものがあります。現在では、安全で便利な、皆さんが日常で使っているカッターを使ってください。細かな作業に向いている「デザイナーズナイフ」や「アートナイフ」と呼ばれるペン型のカッターも便利です。
カッターで切り出す
カッターで切り出す時は、切り出す線の両端(最初と最後)をあらかじめ、目打ちで穴をあけておくと、切り過ぎてしまうことを防止できます。
また、厚紙やボール紙をカッターできる時、一回で切ってしまおうと思うのではなく、「軽く傷をつける程度にカッターで切る」を何回も繰り返す方が、失敗なく、疲れも少なく、上手に切り出すことができます。
のりしろ
のりしろが無い場合は、普通の紙を小さく切って、裏から貼り合わせるなどするとよいです。
車輪
車輪のパーツは同じ形のものを何枚も重ね合わせて厚みを出します。図面にパーツ説明欄に複数枚数を切り出すと書いてある場合、要注意です。
例えば、四輪車の場合、パーツ説明欄の枚数は、4つの車輪を作る合計のパーツ数が書いてあります。「パーツT…8枚」なら、たぶん、1つの車輪に2枚のパーツTを使うということです。2枚貼り付けてから使うのか、1枚ずつ別々で二つのパーツの間にたくさんのパーツが並ぶ、というわけです。
「パーツT…8枚」と書いてあるのを読んで、8枚を貼り合わせてしまうようなことの無いようにしましょう。