匠のヨットのショーケースを作る
匠メイカーから模型ヨットを頂いた小学生6年生メイカーが、ショーケースを作ることを思い立ち、8月から少しずつ製作しています。
この記事は、Maker’s Clubが作成しています。
工作支援の中でやり取りした中からピックアップした、彼の工作の記録です。
今回の作業
材料を購入して、木材を切り始めたK君。
今回は、何度もラフスケッチを重ねて、試作までこぎつけました♪
ラフスケッチVol.2
ラフスケッチに次の情報を追加しました。
・アクリル板の厚み
・角材の縦横のサイズ
・底板の厚み
・上板の厚み
手順も考えました。
そこいたにボンドでまずたてのぼうをつけて
そのあいだにアクリル板をいれて、つける。
つぎは上にぼうをつけてアクリルいたをあけれるようにつける。
ラフスケッチVer.3
説明文は、棒に名前を付けて分かりやすくしました。
棒に切込みが入っているので、向きを間違わないように、断面も書き込みました。
ノートの説明文もだんだん分かりやすくなってきました。
(縦の棒の間を横方向の棒でつなぐ配置にすると、)
すでに切った木材の寸法がくるうので強度はないが、下の図のようにする。
書けば書くほどに、設計が頭の中でイメージできます。
今回は、力がかかる構造ではないので、デザイン性を大切にしたそうです。
試作
ひのき材で作る前に、イメージを掴むために、ストローで、ヒノキ材の置き方を確認しました。役割ごとに、ストローの色を変えました。
作り始めます
ストローで手順のイメージもできたので、実際の材料で作り始めます。
みまもりコメント
お母さん
息子は、普段は感情を表にはださないのですが、今回はイライラしています。
大工になるのが夢で手先は器用。本人も自信があったようです。
ですが、今回は上手くいかず、1からものを作るのがこんなに難しいと言うことを知ったようです。
それを素直に言えず、大工にならなくても良いとか、将来なんでも良いとか、色々と言ってます。
厳しいことを言ってしまいケンカになることもありますが、良い経験になるねって言うと息子はニコってして、また好きな工作をし始めます。
Maker’s Club工作サポーター
根気強く頑張っています。オンラインで工作を見ながら話し合う時のKくんの目は真剣です。ラフスケッチに加筆をしていくことについても、弱音を吐かず、それどころか、書き上げてくるたびに、筆圧も強く、しっかりした書きっぷりになってきます。
彼の集中力が高まってきていることと、完成への強い思いを感じます。