概要
段ボールと工作用紙、ビー玉があればできる、みんなで遊べるボードゲームです。40cm×60cmの大きなボードゲームです。
このゲームの車は車輪の円形の紙4枚を四角い枠に貼り付ければ遊べますので、幼稚園の子とも一緒に遊べます。
画像
動画
意外にはまります。
ビー玉ケースと動く仕組み
ビー玉の測り方
四角いもので挟んで間を測ります。ここでは、分厚い付箋で挟みました。
これは、ノギスと同じ測り方です。
ビー玉の直径は、16mmでした。
ビー玉のケース
最初は、参考記事の通り作りました。でも、これは、僕の場合は上手く動きませんでした。それで昔作ったやり方で底を外してつくりました。
最初のビー玉ケース
作り直したビー玉ケース
車の製作
車体
車は、トランスフォーマーのバンブルビーをイメージしました。
ビー玉の車体への取り付け
先に作ったビー玉ケースを前輪の位置に貼り付けます。
貼り付ける時に、車輪よりも、ビー玉が少し下になるように貼り付けます。前輪は地面についていません。
車輪があることで、地面と車の接する面が小さくなり、摩擦が小さくなって、動きやすくなります。摩擦を少しでも小さくするために、前輪を浮かせています。
コース
コースは、最初は、デコボコ道を作ったり、落とし穴を作ったりしようかと思いましたが、ビー玉が転がらないんじゃないかと思って、やめました。
代わりに、分かれ道を作って、簡単コースと普通コースを作りました。
普通コースには、仕掛けがあります。
壁を取りはずせるようにしてあって、難関コースにすることができます。
ビー玉が適当に引っかかったりするので、勢いを付けなければいけないので、意外に落ちてしまいます。
動く仕組み(動画)
ビー玉が箱に入って、床が傾けられると、ビー玉が箱ごと転がっていくので、上に貼り付けられている車も一緒に動いていくというわけ。
しかし、上に車が乗っていないと、悲惨なことになります。
車が乗っていると、良い感じで走ります。
工夫したこと
ビー玉の動く構造の変更
記事は、ビー玉は落ちないように全体を囲っていましたが、この方法では、うまく動きませんでした。
それで、下の面を外したところ、とてもよく動くようになりました。
それに、ビー玉はすぐに取り出せるようになったので、ビー玉1つとビー玉を入れるコの字型のケースだけ、僕が作っておいて、
みんなが車体を作って持ってくれば、それぞれの車で遊べます。
道路周りに壁を付けた。
記事には壁がついていませんでしたが、これだと難しすぎるので、壁を付けました。難易度を変えられるように、壁の一部を取り外せるようにしました。
参考資料
- 「かんたんに作れるレースカー(海保洋司)」、子供の科学(誠文堂新光社)1967年5月号、pp.92~93。
- 国立国会図書館から遠隔複写で入手。
作った人・感想
作った人
ジョー(中学3年生)。2020年8月15日
感想
小学生も一緒に遊べるゲームを作りました。車は、映画「トランスフォーマー」のバンブルビーをイメージしています。中学には簡単すぎるので、壁を取り外しできるようにしました。簡単そうですが、意外と遊べます。今はオンラインだけですが、コロナが収まったら、みんなで遊ぼうと思います。