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あおう会オンライン「ヨットが届いたぞ~!」

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あおう会オンライン「ヨットが届いたぞ~!」

「匠メンバー作「木製ヨット」の回答が届いたから集まろう♪」のあおう会のはずが、まさかの実物の到着!!

午後にあおう会があると知った匠が、午前着荷指定の宅配便で届けてくださったのです!!

今回は、スタッフが、あおう会をレポートします。

イベント概要

企画名 あおう会オンライン「ヨットが届いたぞ~!」
日時 2020年8月10日 12:30-14:15 (ZOOM)
参加者 司会:ジョー(中学3年)
参加者:6名(うち、保護者3名)

ヨットと匠とこどもメイカー達の歴史(?)

あおう会の様子

この工作は、こども向けの技術工作雑誌の記事をもとにしていますが、もはや、匠オリジナルの工作です。現物を実際に手に取りながら、zoomで画面越しのこどもメイカーも、親御さんも一緒に話しました。

会の進行は、今回も中学3年のメイカーが仕切りました。

前回は、自分が答えてしまう場面もありましたが、今回は、前回よりも、みんなの意見を拾おうとする様子が見られました。

蝶番の工夫をみる

匠の説明の中につぎのような説明がありました。

舵について
当初は図面に書かれたように蝶番を使用して船体に固定するつもりでしたが、蝶番のため取り付けても舵が片方の動きしか得られず舵として成り立たない事が分かりました。そこで舵の後方に舵が左右に曲がるように針釘を軸として取り付け、針釘を挟むようにブリキ板で回転蝶番を作りラジオペンチを使って挟みました。舵の取り付けは船体の後方に切り込みを入れて取り付けました。

実際どんな具合になってるんだ?というのが、こどもたちの好奇心でした。匠からの回答に書かれている通り、舵の金属板の部分が本体の切り込みに刺さっていることも、なぜか嬉しかったようです。

舵はとても滑らかに動かすことができて、触ったこどもメイカーは驚いていました。

船体に渡している横棒、どう使う?

もう一つの話題は、船体の横に渡してある棒の使い方でした。棒が滑らせることができる構造とは想像していなかったようで、色々と意見を出し合っていました。

ヨットの台座

あおう会が終わった後に、まじまじと実物を見つめるこどもメイカーが、「台が綺麗過ぎる」とつぶやいていました。確かに。また、船を載せる、台の細い断面の部分には、滑り止めが貼ってあって、これまた溜息の素になっていました。

今回の模型工作と匠との交流

工作を通じて、憧れに触れる貴重な機会

匠が作ってくれた、ヨットの模型工作から、メイカーたちは1か月かけてたくさんの事を学びました。

観察すること、質問すること、話し合うこと。匠への質問に回答を頂けたこと。みんなが工作が大好きでヨットに興味津々で、工作で仲間が繋がっていること。それから、行動すれば願いが叶うということも。

あおう会に間に合うようにヨットを届けてくれた優しい気持ちもこども達にはきっと伝わっていると思います。

これからも、工作体験と技術者との交流しながら、こどもたちの考える力と心は育って行くだろうと思います。

匠の技の「本格木製ヨット」模型はこどもメイカーのもとへ。

この模型工作は、前回のあおう会、「水に浮かべてみたい」と言っていた大工さんが夢のこどもメイカーにプレゼントされることになりました。きっと彼の大切な宝物になることでしょう。

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