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★3 からくりペンケース

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工作名:からくりペンケース

説明

特徴・難易度

  • 特徴:ピタゴラスイッチ装置のように、鉛筆を一番上の板に載せると、一番上の板が鉛筆の重さで回転して、転がり落ちて、一番下の板のところに鉛筆が出てきます。
  • 難易度:★★★☆☆(初級)
  • 材料費:紙なら100円。木材なら、もう少し高い。
  • 今回の製作に使った材料一覧

詳しい説明(画像と動画あり)

【材料の切り出し】板を切り出します。MDF材は紙を固めて作った板なので、根気よくすればカッターで切ることができます。
【組立時の印記入】設計図を見ながら、中断の2枚の板を側面の板に貼り付けます。あらかじめ、印をつけておくと貼り付けやすいです。
【本体の組み立て】側面の2枚の板で両側から挟むようにしてを接着剤で貼り付けます。この時、直角に貼り付けることが大切です。
【転がり板の組み付け】同時に、接着剤で、中段と下段の板を側面で挟んで貼り付けます。この時、つけた印に合っているか確認しましょう。ここで、ゴムで圧着して固定し、乾くまで待ちましょう。
【軸を側板に通して、回転する板に貼り付ける】側面の板の穴に曲げたピアノ線を通して、上段の板に裏側からガムテープで貼り付けます。取付位置は、板の中央です。
【軸に重りをつける】側面の板の穴に通して外側に出ているピアノ線の先に、重りを取り付けます。
【動作確認と調整】重りの重さを調節して、鉛筆を置く前は隙間なく閉じていて、置けば、ちょうどパタンと回転して、鉛筆が転がるようにする。

作るときの注意点・感想

重りの重さを調節して、鉛筆を置く前は隙間なく閉じていて、置けば、ちょうどパタンと回転して、鉛筆が転がるようにするのが難しいです。
直角の箱や板で固定するなど工夫してみてください。

 

今回の製作に使った材料

工作記事では、紙を使っていましたが、木の方がいいと思ったので、木で作りました。サイズも少し変えました。でも、仕組みは同じです。

材料

  • MDF材  (板圧 t=2.5) 単位はmm
    • MFD材は、自分でカッターで寸法に合わせて切ってから使います。
    • MDF材 280×120、200×215 1枚ずつ
  • ピアノ線  Φ1×200㎜ 2本
  • ひのき角材 10×10×150 2本

用意する工具

  • 小さな重り(例:消しゴム、ビニールテープ、アルミ線など)
  • 木工用ボンド
  • カッター、カッターマット
  • 筆記用具
  • セロハンテープ

参考資料

「オートマチック・ペンケース」、一条卓也、こどもの科学(誠文堂新光社)、1962年11月号、pp.84-85

製作者、年齢、完成した日と製作日数

Joe90、中学3年生、2020年4月11日、1日

未来のメイカーへのメッセージ

からくりのサイズを変えて、自分なりに工夫しました。板が大きくなった分、楽しさも倍増しました。

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