長橋小学校で職業講話とブザー迷路工作を実施しました|2026年9月25日

長橋小学校で職業講話とブザー迷路工作を実施しました|2026年9月25日






長橋小学校で職業講話と「ブザー迷路」工作を実施しました|NPO法人メイカーズクラブ


2026年9月25日(金)、長橋小学校6年生のみなさんを対象に、職業講話と「ブザー迷路(イライラ棒)」工作を実施しました。

今回の授業は、大阪市総合教育センター(産官学連携グループ)の取り組みである「探求・読解プログラム」として実施しました。

職業講話とものづくりを組み合わせ、身近な「好き」や疑問から仕事や社会とのつながりを考え、さらに実験と工作を通して、自分で考え、試し、確かめる学びにつなげました。

※このページは速報版です。
学校から作品の写真や感想文が届き次第、あらためて本ページに追加してご紹介します。


実施概要

  • 実施日:2026年9月25日(金)
  • 会場:長橋小学校
  • 対象:6年生 23名
  • 内容:職業講話「理科を使って仕事をするって?」/ブザー迷路(イライラ棒)工作
  • 講師:NPO法人メイカーズクラブ代表・大阪公立大学工業高等専門学校 中谷敬子

1.「好き」は、どこにつながる? ― 職業講話

最初の時間は、「理科を使って仕事をするって?」をテーマにした職業講話です。

将来の仕事を今すぐ決めるのではなく、まずは自分が何を好きなのか、何に心を動かされるのかを考えるところから始めました。

職業講話「理科を使って仕事をするって?」のスライド

失敗や迷いも含めて、仕事につながるまでを考える

講話では、中谷自身の小学生から現在までの経験も紹介しました。うまくいったことだけではなく、失敗したこと、迷ったこと、思うようにいかなかったことも含めて話しました。

今振り返ると、小学生や中学生のころに経験したこと、その時に夢中になったこと、一見仕事とは関係なさそうだったことが、後になって仕事や活動につながっていることがたくさんあります。

一見、関係なさそうな「好き」が仕事につながる

講話では、スピードスケートとものづくり、カリグラフィーとコンピュータ、木彫り人形とロボット、三浦折りと人工衛星など、一見すると離れて見えるものが、新しい仕事や技術につながった例も紹介しました。

「好きなことは、将来どこにつながるか分からない」。だからこそ、今の「おもしろい」「やってみたい」を大切にしてほしいと伝えました。

同じ「好き」でも、ワクワクするところは人によって違う

たとえば「ゲームが好き」といっても、勝つための作戦を考えることが好きな人、物語やキャラクターが好きな人、友だちと一緒に遊ぶことが好きな人、仕組みやプログラムに興味を持つ人など、「どこにワクワクするか」は人によって違います。

その「ワクワクの根っこ」を見つけることが、自分らしさや、これからの学びを考えるヒントになります。

同じ好きでも、ワクワクする場所は人によって違う、というスライド

同じ「好き」でも、何にワクワクするかは人によって違います。勝つための作戦や分析にひかれる人、物語や世界観にひかれる人、キャラクターのデザインや表現が好きな人、友だちとの協力やコミュニケーションが楽しい人、仕組みやルールを考えるのが好きな人、音や映像に心が動く人。それぞれの「好きの中身」が、自分らしさを知るヒントになります。

好きはまだ名前のついていない自分の可能性かもしれない、というスライド

最後は、「大きな夢でなくていい。今日からできる小さな一歩を試してみよう」と呼びかけました。

今日からできる小さな一歩を試してみよう、というスライド


2.電気の通り道を考える ― 直列・並列の回路実験

工作に入る前に、LEDとブザーを使って直列回路と並列回路を実際に作り、LEDが光るか、ブザーが鳴るかを確かめました。

電池は同じ3Vでも、つなぎ方によって部品にかかる電圧が変わります。

  • 直列回路:電気の道が一つ。今回の組み合わせではLEDもブザーも動作しませんでした。
  • 並列回路:電気の道が二つ。それぞれの道に3Vがかかり、LEDが光り、ブザーも鳴りました。

直列回路と並列回路の実験結果を確認するスライド

実際に「鳴る・鳴らない」「光る・光らない」を確かめることで、回路の違いを確認しました。


3.並列回路を使って「ブザー迷路」を作る

実験で確認した並列回路を使って、いよいよブザー迷路(イライラ棒)を作りました。

LED、ブザー、電池ボックス、銅線などを組み合わせ、操作棒が迷路の銅線に触れると、LEDが光りブザーが鳴る仕組みにします。

工作の途中でも、回路を確認

部品をつないだところで、もう一度全体の回路を見て、LEDとブザーが実験と同じ並列回路になっているかを確認しました。

工作途中でLEDとブザーの並列回路を確認するスライド

回路を確認した後は、LEDやブザーを固定し、迷路の銅線を加工して組み立てていきました。

LEDをグルーで固定する工作手順のスライド

ブザーをグルーで固定する工作手順のスライド

ラジオペンチで銅線のフックを作る工作手順のスライド

工作では、LEDの脚が折れてしまうこともありましたが、新しい部品に交換して作り直すなど、あきらめずに粘り強く取り組む姿が見られました。

また、作業の進み方には差がありましたが、先に仕上がった児童が、まだ作業中のクラスメートに教えたり、手伝ったりする場面もありました。自然に声を掛け合いながら進めていく様子が、とても印象的でした。


4.質問がいっぱいの、楽しい時間になりました

「中谷さん、来てください~」
「ブザーが鳴りませーん」
「このストローは何に使うの?」

質問がいっぱい飛び交い、本当に楽しい時間になりました。

わからないことを、「わからない」と言えることは、とても大切な力だと思います。長橋小学校のみなさんは、それを実践しながら、どんどん力をつけてくれたように感じました。

みなさんが作った迷路で、最後にゆっくり遊ぶ時間がとれなかったのは少し残念でしたが、また会えるのを楽しみにしています。


当日の写真・作品・感想について

学校から作品の写真や感想文が届き次第、あらためて本ページに追加してご紹介します。

【ここに当日の写真を追加】

【ここに完成作品の写真を追加】

【ここに児童のみなさんの感想を追加】


NPO法人 メイカーズクラブ
ものづくりを通して、子どもたちの「やってみたい」を応援しています。

※本ページは2026年9月25日時点の速報版です。


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著者プロフィール

技術者を夢見る、ものづくりの好きな小中学生を対象に、自分で考え工夫する頭と専門知識につながる基礎の基礎を学べる工作体験、そして、技術者との交流による心と夢の成長の機会を提供しています。 こどもたちが、自分の工夫と試行錯誤いっぱいの工作体験で、人生を幸せに生き抜いていくための、「自分の頭で考える力」と「タフな心」を楽しく身につけていけるよう手助けをする、工作支援の活動です。 親子で、みんなで繋がって「好き」と「みらい」をつなぎ育てていきましょう。