日本の三菱重工業が開発した飛行機MU-2のスケールモデルを更にバージョンアップしました。
今回は、主翼の下反角と胴体の後方部分の再現度を高め、よりホンモノに近づけました。
まだまだ製作途中ですが、形になってきたので、現状を公開します。
MU-2の上反角を再現する
日本の三菱重工業が開発した飛行機MU-2のスケールモデルを作成中です。
ネット上の設計図や動画を参考にしながら、フォルムを修正し、
ホンモノに近づけています。
今回は、主翼の上反角を再現しました。
【下反角】(かはんかく、げはんかく) は、固定翼機を正面から見て、主翼が胴体から先端に掛けて反り下がる角度のことです。
出典:https://www.weblio.jp/cat/engineering/kkgnj
現状を公開します。
胴体を整える
全体
前回まで(平面的な構造から立体的な構造へ)
胴体を三次元的にできてはいますが、まだ整えるには至っていない状態でした。
今回(胴体を平面的な構造から立体的な構造へ)
胴体に紙やすりをかけて、表面を滑らかにしました。
操縦席の製作
操縦席の非対称な丸みを対称にしました。
向かって左側の操縦席の窓の前面が右側よりも高くなっています。
修正後:左側のゆがみを棒やすりと紙やすりを使って削り、同じ高さにしました。
本体後方の形状を整える
設計図によると、思った以上に、水平尾翼の位置に向かって大きく反りあがっている構造だったので、下の部分を大きく削りました。
また、前回は、断面が角の丸い四角のようだったので、全体に丸みを持たせました。
前回の構造
今回の構造
主翼に下反角を付ける
主翼は、もともとは1枚のバルサ材で作っていましたが、下反角を付けるために、中央で、一旦切断しました。
その後、断面をクサビ形に削った、主翼とほぼ同じ長さのバルサ材を、左右翼の間に挟み込みました。
完成した、主翼を仮止めしたものがこちらです。
上反角が無い主翼(加工前)
上反角を付けた主翼
※まだ、主翼は加工をするので、テープで仮止めして撮影しています。
現時点の最新構造
主翼は仮止めです。
機体と主翼を改良しました。
水平尾翼、垂直尾翼、車輪は、もともとの構造をそのまま利用しています。
製作した人、年齢、完成した日と製作日数
Maker’s Clubスタッフ 2020年10月 Jay(18歳)