匠のヨットのショーケースを作る
匠メイカーから模型ヨットを頂いた小学生6年生メイカーが、ショーケースを作ることを思い立ち、8月から少しずつ製作しています。
この記事は、Maker’s Clubが作成しています。
工作支援の中でやり取りした中からピックアップした、彼の工作の記録です。
今回の作業
前回は、棒材のつなげ方を、長さごとに色分けしたストローでシミュレーションしてイメージを掴んでから、組み立て始めました。
今回は、ケースらしい形まで作り進めました♪(~11/8)
棒材の溝の向き
どんな力がかかるか?
「猫がケースを触るとしたらどんな風に触る?どんな力がかかるかな?」
そんなことを話したりしながら、棒の組み方を考えました。
私は、横から押すから、ナナメにつぶれる時の強度を考えた方がいいと思いましたが、答えは、
「乗る」
なるほど!思わず笑ってしまいました。こどもメイカーとのやり取りには、こういった思いがけない答えに笑いが絶えない楽しさがあります。
K君は、美しさを追究したいとのことで、次のように組むことに決めました。
このように組むとき、アクリル板をどのサイズに切ればいいのかを考えました。
いよいよ組立
方針が決まれば、あとは、ひたすら作るのみ。作り始めると、まったく連絡が来なくなるのも、集中力の高いKくんならでは。
お母さんが、写真を送ってくれます。お母さんの実況中継です。
溝の向きに間違いがあったみたいです。
今回は完成を目指して美しさは次の課題においておくみたいです。
溝の向きに間違いはなかったようなのですが、こんどは、アロンアルファが流れ込んで溝が埋まってしまったようです。
挫折してもまた道を探すのはMaker’s clubらしくて良いですよね。
「失敗は成功アイテム」は、Maker’sClubの合言葉です。お母さんの言葉『挫折してもまた道を探すのはMaker’s clubらしくて良いですよね。』から伝わってくる、おおらかな見守りに、工作が安全地帯になっていることが分かります。素敵ですね。
完成、、、。まだ究めたい
ケースの組立が終わり、匠のヨットを入れて記念撮影。
K君もご満悦。お母さんもほっと一安心。8月から始めて、今は11月。3か月以上、コツコツと取り組みました。素晴らしい!
感想
Kくん
木同士がくっつかなかった。木工ボンドは弱かった。
2)工夫したところ
木枠にアクリル板をスライドして入れたこと。
3)作る時に注意するところ(次に作る人のために一言。)
木枠がズレないようにつける。キレイに作った方が良い。(寸法通りきちんと測って切ることが大事)
4)新しい発見(なんでも)
キレイに作った方が簡単に出来る。(図面が大切。図面通りに切って作ること。そうする方が早く出来た。)
5)完成させた感想
やっと出来た
今後の予定。完成への究め道は続く、、、。
今はまだ、ケースをかぶせるだけなので、底板を付ける予定です。乞うご期待。