【教材開発】地域材でつくる!木工作教材づくり in 河内長野

【教材開発】地域材でつくる!木工作教材づくり in 河内長野

実施概要

日時: 2022年5月9日、6月3日、7月9日、および7月の毎週土曜日
場所: 大阪市、河内長野市・木根館(林業総合センター)
参加者: 中谷敬子、青山由美、中谷聡志、中谷允則


開発コンセプト

「ものづくりは、個性づくり。」
私たちNPO法人メイカーズクラブ(MC)は、大阪生まれの団体として、教材にも地域の素材を使いたいと考えました。

その思いから、今回の木工作教材では、大阪・河内林業地で育てられた「おおさか河内材」を使用。
木のぬくもりと手ざわりを感じながら、小学生にも安全で楽しく取り組める教材の開発を目指しました。

製作と指導体制

木材加工・製作の場は、河内長野市立林業総合センター「木根館(きんこんかん)」
木工のプロフェッショナルである:

  • 青山由美氏(1級家具製作技能士)

  • 酒井治夫先生(現代の名工/2022年度)※監修担当

のご指導のもと、教材としての安全性・扱いやすさ・工作の達成感を重視して設計しました。

完成した教材は、2022年夏に実施された「ドーンとメイカーズクラブ夏祭り」の木工教室でも大活躍しました。

地域材「おおさか河内材」とは

おおさか河内材(※2)は、大阪府南東部の山々(約12,000ヘクタール)で、300年以上にわたって人の手で育てられてきた歴史ある地域産材。
この
「人の営みが活きる森林資源」を使った教材は、自然へのまなざしと地域への愛着を育てる機会にもなります。

TAG

著者プロフィール

技術者を夢見る、ものづくりの好きな小中学生を対象に、自分で考え工夫する頭と専門知識につながる基礎の基礎を学べる工作体験、そして、技術者との交流による心と夢の成長の機会を提供しています。 こどもたちが、自分の工夫と試行錯誤いっぱいの工作体験で、人生を幸せに生き抜いていくための、「自分の頭で考える力」と「タフな心」を楽しく身につけていけるよう手助けをする、工作支援の活動です。 親子で、みんなで繋がって「好き」と「みらい」をつなぎ育てていきましょう。