理工系女性技術者の今と未来キャリアフォーラム ~領域も世代も越えて実践から見えること~WiSE-CF
メイカーズクラブは、女性技術者のキャリアデザイン今と未来フォーラムを後援しています。
【フォーラム概要】
- 日時:2024年3月9日13:00-15:30(受付開始は12:45。第2部開始は14:00)
- 場所:大阪公立大学i-siteなんばOMUリビングラボ(大阪市浪速区敷津東2-1-41)
- 対象者:理工系を学ぶ学生、幅広い世代の女性技術者、男性技術者で女性の上司や部下と働く方々、男女共同参画社会の実現に貢献したい行政職員など、幅広い分野のプロフェッショナル参加費:無料
【プログラム内容】
■第1部:社会人向け!3次元CAD設計&3Dプリンタ造形~オリジナルキーホルダー作り~大阪公立大高専女子学生有志チームROSEを中心とする理工系学生が講師となり、CAD設計の体験実習を社会人参加者へ提供します。実践を通じて、学生自らが学んだ専門技術を社会人に伝え、互いの理解を深めます。
■第2部:今と未来で紡ぎ合うキャリアデザインパネルディスカッション理工系領域の学生たちと20代から定年後世代までの女性技術者が、プロフェッショナルとして自分らしく働くことを、ワークライフバランスを含めた幅広い視点から問い合い、語り合います。
お問い合わせ:大阪公立大学工業高等専門学校・女性ライフ・キャリア支援センター中谷敬子(nakatanik@omu.ac.jp)後援:日本女性技術者フォーラム関西部会、NPO法人メイカーズクラブ
パネラーの皆さん
中林太美世(なかばやし たみよ)さん
大阪府出身。
1992年奈良女子大学大学院修士課程修了、シャープ株式会社入社。R&D部門にて半導体LSIの設計技術開発や半導体応用商品の開発・事業化に従事。その間、2009年から2年間、国家プロジェクトである半導体理工学研究センターへ出向し、LSI設計技術の標準化開発に従事。
社会人として2014年奈良女子大学大学院博士後期課程を修了し、数式処理を使った半導体設計技術に関する研究で博士(理学)を取得。
2021年シャープを退職し、奈良女子大学企画課にて産学連携活動に従事。2022年 同志社大学へ移り、研究開発推進機構 リサーチ・アドミニストレーターに着任、若手研究者の人材育成、研究支援に従事。2024年 大阪産業大学 社会連携・研究推進センター 産官学連携コーディネーターとして着任予定。
保有資格:国家資格キャリアコンサルタント、FP、認定心理カウンセラー
石田あずさ さん
(合)キャタピラジャパン。1992年、東京農工大学農学部農業工学科を卒業後、キャタピラージャパンに入社。相模事業所(旧相模開発センター)を経て、2012年より油圧ショベル開発本部に配属。現在は、技術管理部部長。
《フォーラム企画者から》
ご自身も女性技術者でもあり、理工系領域の女性技術者の育成にも力を入れておられる。日本女性技術者フォーラム関西部会・副部会長。
田村生弥(たむら いくみ)さん
職歴:現在:大阪公立大学工業高等専門学校 講師(4年目)
前職:岡山大学 助教(5年間)、国立環境研究所 ポスドク(3年間)
化学物質環境動態、生態影響の研究や高専に来てからは、それらを調べる方法の効率化の研究をしています。
メッセージ:
「私のキャリアパスは当初描いていたものとは異なるものになりました。達成したいと思っていたキャリアゴールを全く達成できなかった経験から、逆に学んだことが多くあります。もしも、私が若い頃に今知っていることを知っていたら、もっとスムーズにキャリアに適応できたかもしれません。私の経験が、これから社会で働こうとする皆さんにとって何かの参考になれば幸いです。」
前田由香利(まえだ ゆかり)さん
(株)大阪建物管理 代表取締役。
桑田 和平(くわた かずへい)さん
関西学院大学社会学部卒。株式会社JTB勤務後、現在は、提携販売営業に従事。
1981年に日本交通公社(現JTB)に入社し、各支店で営業職に従事。1994年に海外旅行堂島支店に転勤し、海外旅行課長および営業課長を務め、法人対象の営業活動を率いる。2002年に広島支店に転勤し、メディア販売と電話予約センター所長を務め、地元マスコミなどのメディアに旅行商品を露出し、電話受注ビジネスを担当。その後、神戸ハーバーランド店で店長として勤務、2006年には神戸国際コンベンション協会へ出向して箱モノの営業に従事。2008年にジェイアール東海ツアーズに出向し、法人営業課長として勤務、2010年には兵庫県庁傘下の旅行会社で店長。2012年からはJTB提携販売西日本営業部でBtoBの営業職として、JTB旅行商品の卸売りを担当。
《フォーラム企画者からの推薦文》
旅行会社での経験豊かな男性管理職で、女性部下の成長とキャリアの支援に尽力されました。男性管理職として、女性の多い職場で女性部下を育成し、共に働いた経験と知識は、これから増える理工系領域の女性技術者の組織での育成やキャリアデザインの取り組みにおいても貴重な知見を与えてくれると思います。
雇用機会均等法は、日本において1986年に制定されました。この法律は、労働者の平等な権利と機会を保護し、雇用における差別を禁止するために導入されました。雇用機会均等法の目的は、社会的な多様性を尊重し、あらゆる人が公平なチャンスを得られるようにすることです。企業や雇用主は、この法律を遵守することで、より包括的で公正な労働環境を構築し、組織の成長と活力を促進することが期待されています。