【活動報告】大人のCADつくる部 2026年度 第1回 Tinkercad Sim Labで「動く3Dモデル」に挑戦しました

【活動報告】大人のCADつくる部 2026年度 第1回 Tinkercad Sim Labで「動く3Dモデル」に挑戦しました

2026年度第1回の「大人のCADつくる部」では、Tinkercadの
Sim Lab を使って、3Dモデルに動きをつける実験を行いました。

実施日:2026年7月5日(日)8:00-10:00

Tinkercad Sim Labとは

Tinkercadは、ブラウザ上で使える3Dデザインツールです。
その中の Sim Lab は、作成した3Dモデルに重力や衝突などの動きを加え、
画面上でシミュレーションできる機能です。

「作った形が本当に転がるのか」「どこで止まるのか」「どこにぶつかるのか」を見ながら、
形や角度、配置を調整できます。CADで形を作るだけでなく、
動きを見ながら考え、試し、改良することができるのが魅力です。

今回のテーマ:Dice Tower(TinkerCAD提供の課題から)

今回は、サイコロが上から落ち、スロープや階段を通って下まで転がっていく
Dice Tower(サイコロタワー)に挑戦しました。

https://www.tinkercad.com/challenges/ivzqUJMq8MZ-dice-tower-sim-lab-challenge

最初は、サイコロが思った方向に転がらなかったり、
スロープを突き抜けて落ちてしまったり、途中で止まってしまったりと、
シミュレーションならではの試行錯誤の連続!

動かしたいサイコロは Dynamic、動かしたくない床や壁、スロープは
Static に設定し、スロープの厚みや角度、サイコロの落とし方を調整しながら、何度も動きを確認しました。

最終的にできたもの

最終的には、渦巻き状のスロープ、階段状の通路、受け皿を組み合わせた、
見ていて楽しいサイコロタワーが完成しました。

動画:Tinkercad Sim Labで作成したサイコロタワー

サイコロがスロープや階段を通って転がる様子を、Sim Labでシミュレーションしました。

つくりながら学ぶ面白さ

今回の活動では、うまく動かないことも大切な学びになりました。

  • なぜサイコロはそこで止まるのか
  • なぜスロープを突き抜けるのか
  • どの角度なら自然に転がるのか
  • どこを厚くすれば安定するのか

画面の中で起こる動きを見ながら、構造を考え、修正し、また試す。
その繰り返しを通して、CADは「形を作る道具」であるだけでなく、
「動きやしくみを考える道具」でもあることを実感しました。

大人がまず楽しみ、試行錯誤しながら学ぶことで、
子どもたちと一緒にものづくりを楽しむ準備が少しずつ進んでいきます。いつか子どもたちとともに、TinkercadやSim Labを使って、
「動く」「転がる」「試せる」ものづくりを楽しめる日を心待ちにしています。
大人のCADつくる部では、これからも初心者でも楽しめる3D CAD・デジタルものづくりに取り組んでいきます。
うまくいかないことも含めて、試して、考えて、つくる時間を大切にしていきます。

 

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著者プロフィール

技術者を夢見る、ものづくりの好きな小中学生を対象に、自分で考え工夫する頭と専門知識につながる基礎の基礎を学べる工作体験、そして、技術者との交流による心と夢の成長の機会を提供しています。 こどもたちが、自分の工夫と試行錯誤いっぱいの工作体験で、人生を幸せに生き抜いていくための、「自分の頭で考える力」と「タフな心」を楽しく身につけていけるよう手助けをする、工作支援の活動です。 親子で、みんなで繋がって「好き」と「みらい」をつなぎ育てていきましょう。