クレーンなど大きな模型を工作する時、直径60mmのプーリーが欲しかったりします。
でも、そんなに都合よく手元にそんなプーリーはありません。
それで、プーリーの作り方を撮影しました。
手順
プーリーの芯の作り方
芯は、2枚の工作用紙を帯のように切って貼り合わせて作ります。
気を付けるところは、貼り合わせる時に、最後の継ぎ目のところが、向かい合わせになるようにすることです。
下の写真だと、芯の2枚の紙の端が、向かい合わせになっていることが分かります。
プーリーの芯と横の円盤のつなぎ方
横の円盤の上に、芯の紙の厚みだけ隙間(みぞ)が彫られているように作ります。
その溝をどうやって作るかというと、芯の外側にちょうどの大きさに中心がくりぬいてある輪の形の円盤(画像では60とペンで書いてあります)と、芯の内側にちょうどの円盤で、芯を挟み込んでいる感じになります。
貼り付けるとこんな感じです。
プーリーの部品をはめていく様子
さっき説明したことの繰り返しです。
真ん中の軸のところ
軸を作るときは、竹ひごなどの軸に、細長く切った紙を木工用ボンドで貼り付けながら巻いていきます。紙の幅は、プーリーの高さと同じにします。紙をしっかり巻いていくとその紙の上と下にボンドを塗ってプーリーの円盤を取り付ければよいです。
今回は、真ん中はあとでくりぬくので、そんな風にはしませんでした。
プーリー完成
参考資料
「赤信号だぞ~!警察官ロボット」@Maker’s Club「みんなの工作博物館」サイト
「ロボット交通巡査」、子供の科学(誠文堂新光社)1976年02月、pp.117-118。