メイカーズクラブ | 開催報告 | 2026.10.04
偏光板を使った万華鏡づくり
見る角度や重ね方で色が変わる偏光板。
科学実験と工作を楽しみながら、
世界にひとつだけの「光の作品」をつくりました。
実施日:2026年10月4日(日)
会場:寝屋川市市民活動支援センター 子ども室
内容:偏光板の科学実験・万華鏡づくり・ライトアップ工作
講師:NPO法人メイカーズクラブ
今回の講座では、まず偏光板を使って光のふしぎを体験し、
その性質を利用した万華鏡を製作しました。
さらに、完成した万華鏡を光らせて楽しむためのライトアップ工作にも挑戦しました。

開催時の案内チラシ
偏光板は、光の一部だけを通す特殊なフィルムです。
透明な素材を偏光板ではさんで見ると、
素材を通った光の状態が変わり、色として見えることがあります。
同じ材料でも、重ね方や向きを変えるだけで、
青、紫、緑、黄色など、見える色や模様が大きく変化します。
子どもたちは、のぞいて、回して、光にかざしながら、
変化する光を楽しみました。
完成した万華鏡をのぞいてみると、
同じ材料を使っていても見える景色は一つとして同じではありません。
光の当たり方や素材の組み合わせによって、
さまざまな色と形が現れました。

青と白を中心とした、シャープな幾何学模様。

窓から入る自然光にかざして、色の変化を確認します。
工作の中で、とてもおもしろい工夫も生まれました。
偏光板を必要な形に切り取ったあとに残った小さな切れ端を、
捨てずにもう一度セロハンテープで偏光板の上に貼り付けるというアイデアです。
偏光板が重なった部分は黒く見え、
色鮮やかな模様の中に真っ黒なアクセントが生まれました。
「切ったあとの材料」も作品の一部として使ってみる。
用意された作り方をそのまま再現するだけではなく、
子ども自身の発想から新しい表現が生まれた瞬間でした。

切り取った偏光板を再び重ねて貼り、黒いアクセントを生み出した作品。

黒い部分と虹色の部分が組み合わさり、印象的な模様になりました。
完成した万華鏡は、のぞいて楽しむだけではありません。
ライトの上に置くと、偏光板の模様が明るく浮かび上がります。
紙コップを組み合わせて、光を楽しむランタンにもしました。
こちらの作品では、絵を描いた紙コップを内側に入れ、
その外側に白い紙コップを重ねています。
ライトを消していると、外からは白い紙コップに見えます。
ところがライトをつけると、
上部では偏光板の万華鏡が美しく輝き、
同時に側面には内側の紙コップに描いた
かわいい犬の絵が浮かび上がります。

上では万華鏡が輝き、側面には絵が浮かび上がる二つの楽しみ方。
親子ともども楽しく参加させていただきました。
子どもが熱中しているときや、こだわりを見せているときには、
まずは子どもの考えを見守ろうと、改めて思いました。
工作には基本となる作り方がありますが、
完成した作品を見ると、一人ひとりの工夫がたくさん見つかります。
材料の切れ端をもう一度使ってみる。
光で絵を浮かび上がらせる。
「こうしたらどうなるかな?」と自分で考えて試してみることも、
ものづくりの大切な楽しさです。
参加してくださった皆さま、
寝屋川市市民活動支援センターの皆さま、
ありがとうございました。
NPO法人メイカーズクラブ
