【事務局より】2022年度の振り返りと、次への一歩

【事務局より】2022年度の振り返りと、次への一歩

事務局より「特定非営利活動法人(NPO法人)1年の活動を振り返って」

2022年4月1日付NPO法人認定より、あっという間に1年が経過しました。この1年を振り返って、事務局として何を為し得たのかと考えると、代表、会員の皆様に対して、心苦しい思いでいっぱいです。NPO法人として、ここ1年のメイカーズクラブ(以下、MC)の活動を振り返ると、事務局の活動を除いて考えれば、1年目としてはそれなりの活動実績を残せたのではと考えております。本号にも紹介がありますように8月実施のドーン事共体との共同主催という形を取った「メイカーズクラブ木工祭」を核として、MC学生チームとしてのCYT(CraftYouthTeam)の結成およびその活動、その活動実績に基づくキャタピラーSTEM賞優秀賞の受賞、中谷代表が講師をつとめた大阪府下各自治体の男女共同参画部門の職員に対する研修等々、1年目としては着実な活動実績を挙げ得たのではないかと考えております。そして、それらの活動実績の評価としての代表の内閣府男女共同参画局からの女性のチャレンジ支援賞の受賞等々喜ばしい出来事につながって行っております。
ただ、事務局としましては、大きな課題を残した1年だと言わなければなりません。その反省をふまえて、次年度について事務局として二つの活動目標を挙げ、その具体化に入りたいと思っております。
一つは、会員の皆様、世の中全般に対する広報活動の強化であります。NPO活動の一つの特色は、会員全員の参画を持ってその活動エネルギーとすることであろうと考えております。そのためには、適宜的確なMCの活動状況に対する情報共有が不可欠な条件ですが、それを実現する広報活動が十分できたとはいいがたい状況であります。次年度は会員の皆様に一つひとつの活動を即時にお知らせできるよう心掛けたいと思います。
二つ目は、NPO法人として、組織の財政基盤の強化を図ることであります。会員数の増加はもとより、会員の幅の拡大等、また、公的助成の活用等、次年度の活動目標として微力ながら動きたいと考えております。
次年度も引き続き、ご指導ご理解ご協力をお願いいたします。中西守(事務局)

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著者プロフィール

技術者を夢見る、ものづくりの好きな小中学生を対象に、自分で考え工夫する頭と専門知識につながる基礎の基礎を学べる工作体験、そして、技術者との交流による心と夢の成長の機会を提供しています。 こどもたちが、自分の工夫と試行錯誤いっぱいの工作体験で、人生を幸せに生き抜いていくための、「自分の頭で考える力」と「タフな心」を楽しく身につけていけるよう手助けをする、工作支援の活動です。 親子で、みんなで繋がって「好き」と「みらい」をつなぎ育てていきましょう。