【活動報告】若手の会 CYT 定2023年度例活動紹介

【活動報告】若手の会 CYT 定2023年度例活動紹介

活動紹介

主な活動は、チーム内の定例交流会、小中学生への出前ものづくり実習です。定例交流会では、それぞれのメンバーの気づいたこと、したいことを発案・企画しながら、チーム一緒に経験を積んでいます。
本年度は高校生1名が加わり、さらに幅広い世代から自分の未来のものづくりのために活動することをめざします。

本チームは、NPO法人メイカーズクラブが企画・支援を受けながら運営されています。

新しいメンバーを1名迎えて、技術者と大学生、高専生、高校生という多様なチームは健在です。STEM賞受賞で獲得した奨励金を活用して、工夫しながら進めています。

定例活動

6月: 近況報告会(北条)

CYTの運営方針について話し合い、1年間の方向性を議論。月1回程度の交流を目的とした集会も行うことを決定しました。

7月: ドーンとMC祭に工作サポーターとして参加

小中学生向けのモーター工作にCYTが工作サポーターとして参加。工作の楽しさとともに、理工系のキャリアにも触れてもらう機会を提供しました。

8月: 働く価値観をみつめる「はたかちWS」(藪)【

「はたかちカード」を用い、自分の中の大切にしたい価値を探るワークショップ。カードを介して学生・社会人が意見交換を行い、価値観を語り合いました。

9月: 「紙コップロボット」の開発と準備(中谷允)

小学生向け教材の開発を目的に、フィードバックを元に改良を加えながら試作を重ねました。チームメンバーが回路や説明手順を工夫し、10月の実施に備えました。

10月: 「ものづくり出前教室」紙コップロボット(中谷允)

小中学生を対象に、モーターと紙コップを使ったロボット工作教室を実施。電気回路の仕組みや配線のコツを伝えながら、ものづくりの楽しさを共有しました。

11月: 未就学児向け出前工作(武山)

キャラメルボックスと基本的な電気回路を用いた工作。未就学児でも安全に取り組めるよう工夫された教材で、創造力と好奇心を育む機会を提供しました。

12月: ♪の森の音楽会「ブレッドボード音楽工作」

MCとの共催で、大阪府交野市の「♪の森の音楽教室」の生徒さんと保護者約30名に「ブレッドボードを使った5電気回路5音オルガンの製作」の工作教室を実施しました。工作の終わりには、参加者から歌と演奏のプレゼントがありました!工作の後は昼食を食べながら理工系学生の日常やものづくりのことなどを参加者と語り合いました。今回の工作は回路が難しいため、参加者全員が完成させることができるか不安でしたが、子ども達の理解はとても早くて、無事に全員完成させることができました。工作を教えながら会話も弾み、すごく楽しい機会になりました。

2023年度 CYT活動報告会 ダイジェスト

 

メイカー2023ズクラブからのメッセージ

チーム名「CYT」は、「Craft Youth Team」の略称です。この「CYT」という言葉は、SNS界隈では、「See You Tomorrow(また明日会おう)」を意味します。CYTは、男女混成、学生・社会人混成、そして、年齢の幅も広い点が、次世代の新しい社会でのキャリアデザイン力育成のモデルです。MCはこれからも、匠サロンはじめ、技術者や企業、地方自治体や団体の方々の力をお借りしながら、共に彼らをはじめとする次世代に対して、様々な枠組みを超えて自由に活動できる場を提供していく使命を果たしていく決意を新たにしています。

 

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著者プロフィール

技術者を夢見る、ものづくりの好きな小中学生を対象に、自分で考え工夫する頭と専門知識につながる基礎の基礎を学べる工作体験、そして、技術者との交流による心と夢の成長の機会を提供しています。 こどもたちが、自分の工夫と試行錯誤いっぱいの工作体験で、人生を幸せに生き抜いていくための、「自分の頭で考える力」と「タフな心」を楽しく身につけていけるよう手助けをする、工作支援の活動です。 親子で、みんなで繋がって「好き」と「みらい」をつなぎ育てていきましょう。