【実施報告】父と子のものづくりワークショップ「走れ!世界で一つのリモコン段ボールロボ」 (池田市ダイバーシティセンター)

【実施報告】父と子のものづくりワークショップ「走れ!世界で一つのリモコン段ボールロボ」 (池田市ダイバーシティセンター)

2026年7月25日(土)、池田市ダイバーシティセンターにおいて、
父子を対象としたものづくりワークショップ「走れ!世界で一つのリモコン段ボールロボ」を開催しました。

今回は募集定員10組に対し、多くの親子にご参加いただき、親子で協力しながら世界に一つだけのリモコンロボット作りを楽しみました。

一歩先行く理系を学ぶ先輩のショートトーク

 

まず最初に、メイカーズクラブ若手会CYTの大学院生による「一歩先行く理系を学ぶ先輩のショートトーク」を行いました。今回お話ししてくれたのは、大学で木材の割れ方について研究している学生です。きっかけは、大学2年生の実験で竹を曲げて折る実験をしたことでした。「どうして竹はこんな割れ方をするんだろう?」という素朴な疑問を持ったことから、木材や竹の破壊の仕組みを研究するようになったそうです。

子どもたちには、身近な「なぜ?」という疑問が、大学での研究につながることを紹介しました。理系の学びは、教科書の知識を覚えるだけではなく、自分が不思議に思ったことを探究していく学問であることを感じてもらえたと思います。また、研究だけでなく、インドネシアからの留学生との国際交流についても紹介がありました。専門の研究だけでなく、海外の学生と協力して学ぶ機会があることに、パパも子どもたちも興味深そうに話を聞いていました。

四輪ロボの骨組みを組み立てよう

まずは3Dプリンタで製作したシャーシを使い、車輪や車軸、モーター、プーリーを組み立てていきます。輪ゴムを使って動力を伝える仕組みを学びながら、一つひとつ丁寧に組み立てました。

それぞれの力作を紹介発表&パパからコメント

骨組みが完成した後は、みんなで発表会。

どこを工夫したのか、どこを見てほしいかなどを一人ずつ話した後、みんなの前で走らせました。一緒に伴走したお父さんが一言ずつコメント。「粘り強く取り組んでいて成長を感じた」「いつもは口を出してしまうけれど、今日は本人のペースを大切に自力で作り上げていた」など、お互いが照れながらも楽しい時間となりました。
シールやモールを持ち帰り、デコレーションはおうちでとなりました。

「試してみる」が一番おもしろい

完成したら終わりではありません。
メイカーズクラブでは、
「もっと速く走らせるには?」
「どうして曲がるんだろう?」
「タイヤを変えたらどうなるかな?」
と、自分で考え、試しながら工夫することを大切にしています。

今回の教室には、以前にも参加してくれた親子が再び参加してくださいました。ものづくりが大好きな彼は、完成したロボットをそのまま走らせるだけでなく、4つの車輪それぞれに輪ゴム・毛糸・ビニールテープを巻き付け、走り方がどう変わるのかを何度も確かめていました。

「やってみよう」「比べてみよう」と試行錯誤そのものを楽しむ姿は、まさにメイカーズクラブが目指している学びの姿です。
子どもたちが、自分なりに工夫しながら考える力を身に付けてくれていることを実感でき、私たち、池田市ダイバーシティセンターのスタッフの皆さんにとって、とてもうれしい出来事でした。

親子で取り組むものづくり

今回の教室では、お父さんが答えを教えるのではなく、
子どもと一緒に考え、悩み、工夫しながら工作を進める姿が数多く見られました。完成した時には親子で笑顔を見せ、「できた!」という達成感を一緒に味わっていました。

ご参加ありがとうございました

今回のワークショップは、大成功のうちに終了しました。
ご参加いただいた親子の皆さま、そして開催にご協力いただいた池田市ダイバーシティセンターの皆さま、誠にありがとうございました。

メイカーズクラブでは、完成品を作ることだけではなく、「考える」「試す」「工夫する」ことそのものを楽しめるものづくりを、これからも各地で届けていきます。

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著者プロフィール

技術者を夢見る、ものづくりの好きな小中学生を対象に、自分で考え工夫する頭と専門知識につながる基礎の基礎を学べる工作体験、そして、技術者との交流による心と夢の成長の機会を提供しています。 こどもたちが、自分の工夫と試行錯誤いっぱいの工作体験で、人生を幸せに生き抜いていくための、「自分の頭で考える力」と「タフな心」を楽しく身につけていけるよう手助けをする、工作支援の活動です。 親子で、みんなで繋がって「好き」と「みらい」をつなぎ育てていきましょう。