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実施報告@大東市|MC祭2025「CAD設計&電子工作ワークショップ」
自分で設計し、自分で組み立て、ゲームで遊ぶ!
“モノづくりのプロセスそのものを楽しもう” を合言葉に、今年のMC祭が開催されました。
今回は、2025年8月21日(木)、大阪産業大学 藤本雄紀研究室との共催により、CAD設計・電子工作・3Dプリントを組み合わせた、本格的なゲーム機づくりに挑戦!
参加者は小学生から高校生まで。設計から組み立て、そして実際に遊ぶところまで、すべて自分の手で体験する一日となりました。
「MC祭ってなに?」という方はこちらへ
👉 メイカーズクラブの年に一度のお祭り ― MC祭とは?
体験内容と流れ
参加者は、ゲーム機の電子回路を組み立て、自分だけのオリジナルゲーム機ケースをCADで設計し、その場で3Dプリントするという、盛りだくさんの工程に挑戦。
初めてCADやはんだづけに触れる参加者も保護者も協力しながら作っていきました。
工作サポーターとして参加した大学生も、興味深い内容に、同時に、自分も実際にものづくりを体験しながらサポートしていて、全員本気の場が自然と生まれていたのも印象的でした。
藤本雄紀先生のトークより
大阪産業大学 電子工作やIoTの専門家である藤本雄紀先生は、冒頭のトークで以下のようにお話しされ、今回のワークショップの意義を示してくださいました。
「今はモノづくりの民主化の時代。専門的な技術が、子どもたちの手の届くものになってきた。今回のような経験は、その入口として非常に重要です。」
また、先生自身のものづくりを体当たりで楽しんでいる体験談なども紹介されて、会場は楽しい笑いとその魅力に引き込まれていく感じでした。
3次元CAD設計
CAD設計で「自分だけのゲーム機ケース」をデザイン!
今回のワークショップでは、Autodesk Fusion 360 を使ってゲーム機ケースのデザインに挑戦しました。
あらかじめ用意された基本形状のケースデータに対し、
参加者それぞれが自分の名前や好きなマーク、模様などを自由に加え、世界にひとつだけのオリジナルデザインを完成させました。
文字の大きさや配置を工夫したり、立体的に重なった文字を作り込んだりと、個性あふれるデザインがたくさん生まれました。
3Dプリンタで出力

作成したデータはその場で3Dプリンタに出力され、自分で設計したケースが実際に形になる瞬間を見ました。
電気回路をはんだ付けして、ケースに組み込む!
はんだ付け
ワークショップではまず、ゲーム機の基板に電子部品をはんだ付けする作業から始まりました。
はじめてのはんだごてでも安全に作業できるよう、藤本先生によるマンツーマンの指導を受けながら、一つひとつ丁寧に進めました。
電気回路基板をケースに実装
その後、自分で設計したオリジナルケースの3Dプリントが完了した段階で、電気回路をケースに実装。
組み立てが終わったあとは、スイッチを押すとLEDが光ったり、音が鳴ったりするゲーム機として実際に動作し、自分で作ったものが「遊べる形」で完成する達成感を味わうことができました。
参加者の声
今回のワークショップには、初めてCADやはんだごてを体験したとのことで、保護者・参加者からは多くの前向きな声が寄せられました。
一部をご紹介します。
研究や3Dプリンタの活用、ためにならない技術を自分のために作る試みから新しいニーズが生まれてくるというお話しなど、直接色々なお話しをお聞きできてとても勉強になりました。
息子にとってもたくさんの刺激を受ける貴重な機会になったと思います。
はんだごてやCADを使わせてもらって、ゲーム機を作ったことで、また何か作ってみたいなぁという気分も高まったようです。
―― 保護者
今日は貴重な体験ができてとても良かったです。
3ディープリンターなどの気になっていたことを聞くことができてとても良かったです。今後もいろんなものを作りたいと思いました。
電気工作って安いと思った。財布との相談しながら作ってみたいと思いました。他にも、鋳造とかしたいと思った。
―― 参加者:中学1年・男子
このように、参加者一人ひとりが自らの「作ってみたい」「知りたい」という気持ちを深め、次の創造につなげていることがうかがえます。
振り返り
今回のワークショップでは、単にモノを作るだけでなく、「筐体をデザインして造形し、電気回路を組み、実装する」までの一連の工程を丁寧に体験することで、参加者それぞれの「できた!」という実感が広がっていきました。


