Maker’s Clubみんなの工作博物館
情報工作しよう

【報告】池田市ダイバーシティセンター「夏休み父子工作ワークショップ」(2024.8.17)

この記事は約2分で読めます。

【報告】池田市ダイバーシティセンター「夏休み父子工作ワークショップ」(2024.8.17)

8月17日に開催された「夏休み父子ワークショップ」では、父親と子どもが協力して4輪駆動車を作成しました。歯車の噛み合わせや車体の調整に苦戦しながらも、親子で試行錯誤を繰り返し、最後まであきらめずに取り組む姿が印象的でした。

概要

2024年8月17日(土)に池田市ダイバーシティセンターで「夏休み父子ワークショップ」を開催しました。本イベントは、父親と子どもが一緒にものづくりを通じて、子どもたちが自ら考え学ぶ楽しさを体験し、父親の子育て参加を促進することを目的としています。

メイカーズクラブでは、ものづくりを通じて子どもたちが創造性を育み、親子の絆を深めることを大切にしています。今回のワークショップでは、特に父親の子育て参加を促進するため、「世界にひとつだけ!モーターで動く自分だけの4輪駆動車をつくろう」というテーマで活動を行いました。

作った車の構造と試行錯誤のプロセス

難易度の高い工作 ー 1つだけのモーターで4つのギアで車輪を駆動

ワークショップでは、4つのギアとモーターを使って4つの車輪を駆動する四輪駆動車を作りました。この車は、牛乳パックを再利用して作成したリモコンで前後の運転をコントロールすることができる設計です。難易度は高い工作でした。当日は単純に車が完成するわけではなく、参加者親子は、さまざまなトラブルに直面しました。歯車がうまくかみ合わなかったり、車体が歪んで車輪が動かないなど、予想外の問題が次々と発生しました。

父子で協力してのモノづくりの神髄

それでも、参加者の皆さんは根気強く、お父さんと子どもさんとで集中して問題解決に取り組みました。特に、メイカーズクラブの若手の会であるCYTのメンバーも一緒になって原因究明に協力し、試行錯誤を繰り返しながら車の動作を改善していきました。何度も調整を重ねる中で、親子で協力しながら問題を乗り越える姿が印象的でした。

参加者の様子と学びの体験

当日は10組23名の父親と子どもたちが参加してくれました。どの親子も諦めずに取り組む姿勢を見せてくれました。初めてのものづくり体験で思い通りに進まないことも多くありましたが、その分、完成した時の喜びは一層大きなものとなりました。子どもたちが、自分たちの手で車を動かすことができた瞬間には、参加者全員が大きな達成感を共有しました。

親子での共同作業を通じて、ものづくりのプロセスには失敗や試行錯誤が不可欠であることを学びました。また、問題に直面したときこそ、あきらめずに挑戦し続けることの大切さを体感する貴重な機会となりました。

参加者の作った作品

(準備中)

タイトルとURLをコピーしました