Maker’s Clubみんなの工作博物館
工作しようセミナー

親子工作教室・ゴム動力模型飛行機

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概要

  • 日時:2019/08/22
  • 場所:CREATE:堺筋本町教室
  •   堺筋本町駅から歩いて5分。  〒541-0052大阪市中央区安土町1-5-13 安土町ループビル3F
  • 参加費:5000円(材料費込み)

スタジオミドのゴム動力模型飛行機を、設計図を見ながら組み立てました。

初めてのゴム動力模型飛行機

竹ひごと翼紙で作る翼も、ゴムの力で飛ぶ模型飛行機も、初めて作ります。大工さんになるのが夢のKくんは、真剣にもくもくと工作を続けます。お父さんも「昔を思い出すなぁ」とつぶやきながら、時々Kくんにアドバイスをしながら作り進めます。
 模型工作の面白さは、沢山の工夫要素があるところです。「のりしろを竹ひごに貼り付けます」という作業一つとっても、どのくらいの幅ののりしろがいいのだろう?のりはどういう風につけるのがいいのだろう?最低限の説明しかないからこそ、自分の頭をフル回転して考えて作り進めることになります。これこそが、「自分の頭で考える」力を、遊びながら楽しく鍛えることになっているのですね。

素晴らしい飛行機が完成!

 竹ひごをお湯に浸けて少しずつ曲げて、設計図のつばさと同じ形になるようにすることや、翼紙のノリしろをできる限り小さく取り、やまとのりを少し水で薄めて筆で竹ひごに塗っては、のりしろをまきつけて、、、。K君は、本当に丁寧に仕事をしました。最後に、設計図の指定位置と同じになるように、翼の位置を調整しました。そして、ついに、左右の対称性のとても高い、ゴム動力模型飛行機が完成しました。

 滑空試飛行もまっすぐに、す~っと飛びました。帰宅してから公園で飛ばしてみるというK君の笑顔は輝いていました。

僕は自分の飛行機を作るから

 お兄ちゃんとお父さんと一緒に参加した小学2年生のYくん。Y君は、お父さんと共同作業で作り進めて行きました。模型飛行機を作るうち、切り出した後の板や、竹ひごが気になり始めました。お兄ちゃんやお父さんのつくる模型飛行機の端材を集めて、何やら創り出しました。Yくんは、もっと自由に自分の飛行機を作りたいようです。けれど、本体と翼の接着面積が小さいので、すぐ取れてしまいます。
 最初は、泣いていたY君でしたが、お父さんの励ましや、おやつタイムの気分転換で元気回復!最後には、翼の根元に補強材を付けて、頑丈な飛行機を完成させました。

参加者の感想

小学2年生 Yくん
木は手で折れるくらい。切るとけっこうやわらかい。
小学5年生 Kくん
ボンドをべたべたつけすぎて、少し重くなって飛びにくくなってしまった。
(K君とY君のお父さん)
弟のYですが、見た目は木なのにとてもやわらかく、手で折れるし、カッターなどで簡単に切れる事が大変驚いたようです。確かに大人にとってはバルサ材は知っているのでおどろきはないですが、Yにとっては初めて触る素材だったので、びっくりしたのかもしれません。

兄のKは、ほとんど手伝いもかりず、ほとんど一人で飛行機を作り上げたのでよく頑張っていたと思います。私も完成した飛行機は見ました。見た目は綺麗でしたが、やはり重さと重量バランスが大切なんでしょうね。完成した飛行機を飛ばしてみましたが、Kが言うように綺麗に飛行というわけにはいきませんでした。

飛行機製作は私がほとんど作業してしまいました。久しぶりに飛行機を作って、思わす夢中になりました。小学生3~4年生でしょうか、この手の飛行機を作って、公園で飛ばした記憶が鮮明に残っています。記憶の中では高く飛んだ記憶があるのですが、おそらくよく飛んでいないんでしょうね(苦笑)。よく飛ばすには設計図通りに製作、あるいは作成後の調整が大切な事が事がよくわかりました。逆に多少見た目がわるくても、重量バランスがよかったらよく飛んだのかもしれませんね。
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